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祝解除 山梨県に縄文文化を求めて

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~群馬県伊勢崎市を中心に営業する、緊急輸送(軽冷凍OK)とお引越・お片付けの得意な小久保運送有限会社です~

県をまたいでの移動制限が6/19から解除。ひさしぶりに県をまたいでドライブをしてみようかと思いたち、以前より興味があった縄文文化に触れる旅に行ってきました。目指すのは、前日たまたまユーチューブで紹介されていた山梨県立考古博物館。果たしてどんなところなのか?期待を膨らませてでかけたのでした。

伊勢崎市を10時発。ナビゲーションですと、本庄インターから乗車して2時間少々で着いてしまう様です。甲府南インターを下車すると、すぐそこが目的地の山梨県立考古博物館とのこと。ここには古墳も含んだ広い公園になっているようで、その一角に博物館があります。そんなわけで予定通りお昼頃、博物館の駐車場に着きました。コロナの影響なのか、いまいち人は少ない感じ。もしかすると閉館なのかな?そんな雰囲気もありましたが、、、

こんなフラッグがお出向かしてくれて、縄文ファンの期待は高まります。入り口で来訪者カードを記入し、手をアルコール消毒。マスクを着用し、いざ!入ってみると、こんな感じで、わくわくするような旧石器時代から縄文時代、弥生時代とコーナーをわけて展示。写真もほぼ撮り放題です。

お目当ての土偶たちもこんなに!

企画展等は開催されておらず、常設展のみでしたが、見ごたえのある展示でした。そしてたまたまそこで、笛吹市にある釈迦堂遺跡博物館というのが本日午後、リニューアルオープンというチラシを見て、そこへも向かうこととしました。移動距離で高速は使いますが、20分程で行けるようです。

到着すると、そこは中央道下り釈迦堂PAの真上にありました。今日リニューアルオープンとのこと。

ここも写真は撮り放題。
さすがにリニューアルしたてということで、展示も凝っていて、綺麗です。縄文土器が映えますね。

こんな見せ方や

そしてこんな素晴らしい水煙文土器を見ることができます。(作られたのは、5500年~4500年前だそうです。)

これ、今、私に作ってって言われても作れません。きっと。我々の目からみると、これはアートですよね。
そして更にこんな土偶も。

思わずこの土偶たちをモチーフにした絵葉書を買ってしまいました。

そしてこれで帰ろうかと思ったのですが、1枚のポスターに魅せられて、南アルプス市まで足を延ばすことにしました。
そのポスターがこれです。

うーん、いかしてる。このすっとぼけた顔。ちょっと宇宙人みたいな、猿みたいな、全体像。凄いですね。現代アートですよ。これ。

車を飛ばして30分少々。高速も使いましたが、南アルプス市「ふるさと文化伝承館」(無料)。なんと隣が日帰り温泉施設でした。

そしてお目当ての土器がこれ!

これがなんで5000年~4000年前に作られたんだろ。でもこのセンスを我々は絶対受け継いでますよね。最近の研究によると縄文人のDNAを現代人は、10%くらい引き継いでいるとのことですから。ゆるキャラを喜んでる国民性なんか、多分ここに由来してたりして。アニメがクールジャパンって言われるのもそうかもしれません。


この土偶(どちらかはフェイク。正解は現地で)は、大英博物館やルーブルにも行ってるそうですよ。

群馬県も古墳が多い県。国内の大きい古墳ベスト60中、4つが群馬県にあります。ちなみに東日本では群馬だけですね。ですので縄文文化も群馬では花開いてたのかな?と思っていましたが、山梨は縄文文化が花開いてたんですね。凄い。ディスカバー・ジャパン!お時間のある方、是非行ってみて下さい。